平野醤油 4代目 小野正治が送る うどん屋巡礼記 「松江麺通だんだん」
野津団長と愉快な仲間達のうどん屋巡礼記



うどんっ子誕生…正之助 2004/2/10
うどんマニア?……それとも蕎麦マニア?

このコーナーでも触れたことがあるが、私の妻は入院していた。
8月頭、宍道湖周辺で開催される夏祭り、「松江水郷祭」の翌日から11月下旬まで、
近所の某日本赤?字病院にである。
早産気味のための入院だが、動くとジュニアが出てくるというだけなので、
特に治療をする訳でもなく、ただひたすらベッドでジッとしているのみ。
んでもって、動いてはいけないというだけでスコブル元気ときているので、
私への要望(→簡単に云うとお使い)も日に日に増大。
てな具合で、松江にいる時は、一日も欠かさずお土産持参で見舞いに通ったという、
世の亭主の鏡とも云える私なのであった。

病室での夫婦のひとコマ
8月…お盆前の仕事忙し話で盛り上がる。
9月…知人の某蕎麦屋さんに
    小野団員「某赤?字病院の給食、××くてねー。
      お蔭様で、小僧寿しであれ買ってこい、ローソンでこれ買ってこいってうるさいっすわ」
      と話したところ、翌日の昼間、その蕎麦屋さんから蕎麦屋に今すぐ来るよう、
      電話で呼び出し。
    某蕎麦屋さん「ほら、これ、のんちゃん(妻)に持って行きないや」
      と、“山掛けうどん×2杯・どんぶり入り・あつあつ・ラップがけ・発泡スチロール箱入り”
      を渡される。
      急いで6人部屋の病室に持ち込み、看護婦さんに見つからないよう、
      静かにズルズルッと盛り上がる。
10月…マジっすかー? 本家・本元・麺通団 団長と ご対面の話で盛り上がる。
11月…団長からの出頭命令1
     団長からの出頭命令2
     団長からの出頭命令3
     団長からの出頭命令4の話で盛り上がる。

松江にいる時は、一日も欠かさずお土産持参で見舞い…と書いたが、
松江にいない時は、さすがに病院には行けない。
例えば、
2003/9/7 第10回聖地・讃岐巡礼

小野団員妻「妻の入院中に、うどんなんか食いに四国へ行っとる場合かーー(激怒)」
と、ののしられても、
小野団員「野津団長がどうしてもってゆーけん、仕方ないんや」
と答えるしかないのであった。

また、退院はしていたものの、早産気味のため、いつ陣痛が始まってもおかしくないような状況下で、
2004/1/27 第11回聖地・讃岐巡礼
に出発しようとしていた早朝に、

小野団員妻「あんたが四国に行っとる今日この間に、意地でも生んでやる」
と、宣告されても、
小野団員「野津団長がどうしてもってゆーけん、仕方ないんや」
と答えるしかないのであった。

その晩、うどんで膨張しきったお腹をさすりながら巡礼から帰宅するやいなや、妻が発した第一声、

小野団員妻「なんか、さっきからお腹が痛くってーー。生まれるかもしれんわ」
小野団員「まーた、そんなご冗談を。
     四国へうどん食いに行ってきたっちゅーて、いじめんでもえーやろ」
小野団員妻「ちょっと、どーでもいーけん、早いこと、病院行く用意して」
小野団員「は? へ? マジかよ、オイ。
     で、何、用意するだ?
     枕は自分の持っていく?」

となり、夜が明けるのを待って、妻を病院に運び込むも、
ナントカカントカ陣痛とかで、ジュニアはまだ出てこないらしく、2泊して帰宅したのであった。

そうこうしているうちに、2月10日の朝を迎える。

小野団員妻「なんか、今度こそ出てきそうな気がする。間違いないわ」
小野団員「間違いないって云っても、一応予定日まであと2週間あるで。
     こないだのこともあるし…」
小野団員妻「そんなことどーでもいーけん、はよ、病院連れてって(怒・MAX)」
小野団員「はーーい。承知致しました。
     で、枕はどーするん?」

15分後、某赤?字病院に到着。
今度はホントに生まれそうな感じで、早速、妻は分娩室へ。
一方、私は待機室へ。
待つこと10分。
優しそうな看護婦Aさんに呼ばれる私。

優しそうな看護婦Aさん「お父さんも、分娩室の中へどうぞ」
一瞬、優しそうな看護婦Aさんが私に向かって云ったことの意味が分からなかった私。
そうだ、お父さんって自分のことなんだ。

小野団員「白衣とかそういうもの着なくていいんですか?」
優しそうな看護婦Aさん「そのままどーぞー」

そういうものなんだ。
エアーカーテン通ったりとか、アルコール消毒したりとか、
そういったもの予想していたけど、案外、簡単なもんなんだ。
妻の背中なんかを摩っていると、気づいたら、妻と私以外、誰もいなくなっている。
「お産はどーなってるんだー?
 オレにジュニアをとりあげろっちゅーのかー?」
と思いつつも、手さえ洗ってなかったので、勝手にその辺の水道で洗う。
しばらくすると、先生、助産師さん、看護婦Aさん・Bさんと集まってきた。

実は私、20年来の花粉症。
この季節、特にシンドイ。
分娩室にポケットティッシュを持参してはいたものの、
流れだす鼻水の前には、すでにカラッポ。
んでもって、その辺に置いてあったティッシュを勝手に使っていたら、怖そうな看護婦Bさんが一言。

怖そうな看護婦Bさん「そのティッシュはここの分ですから、使わないでください。
     ご自分の部屋から持ってきてください(怒)」
小野団員「部屋から持ってこいだとー?
     子供が生まれよーかとしちょー今この時に、
     このワシが部屋までティッシュなんか取りに行かれるかいっーーっ。
     お前が取ってこーーーいっ(怒×10)。」
っと、心の中でプチギレするも、それどころではないので、
その辺に置いてあったティッシュを無視して勝手に使い続ける私なのであった。

そうこうしているうちに、頭の高さくらいまでしかない、
つい立て状のカーテンみたいなペラペラしたもの一枚だけを挟んで、隣の分娩台でもお産が始まる。
汗を流す妻に、ベッドの足元に置いてあるお茶を取って飲ませてあげようと思い、
枕もとの右側から左側へ、ベッドの足元経由で回ろうとしたら、

怖そうな看護婦Bさん「だめ、そっちから回っちゃーだめですよ(怒)」
小野団員「だ・だめだとー? う・うるさいわいっ。
     病院とはいえ、こちとら客やでー。
     もっとサービス業の精神を持てー。
     そんな言い方しかできんのなら、
     禁止事項、紙に大きく朱色で書いて壁に貼っとけーー(怒×∞)」
っと、心の中でマジギレするも、聞こえないふりして妻にお茶を飲ませる私なのであった。

なんやかんやで2月10日、お昼のお茶の時刻位に無事?誕生。



出産後、安静中の妻を分娩室に残し、身体測定。
泣いちょる、泣いちょる。
付いてる物があったんで、男の子らしい。
エコーで知ってたけど。



2782kg
えらいデブだの。



身体測定後、廊下の長いすで待たされる。
腹が減ったのか?



妻に似て、デカ足のようだ。
ちなみに、手もデカい。
爪もついとるがな。



翌日の2月11日。
早くも、乳児室から妻の病室に引越し。
英語を話し始めた。
出雲弁もそろそろか?



面会室にて。
ずっと寝ている。
口元が動いてるけど、うどん食ってる夢を見てるのか?



面会室にて。
ずっと寝ている、其の弐。

妻の云うことに従い、
男の子なら私が、女の子なら妻が命名することになっていた。
ということで、私が命名。
小野 正之助(マサノスケ)。
私、正治(マサハル)の正と、
醤油屋の創業者、平野 政之助(マサノスケ)を合体。
安直でんなぁ。

友人とかに「名前なんにしたぁ?」と聞かれて、
「マサノスケ」と答えても、
ほとんどの人が冗談としか思ってくれないのである。



な・なんと、生まれたとき、すでに下の前歯が二本はえていた。
口の中を傷付けしまうとか、
母乳を飲ませるとき乳首が痛んでしまうとかいう理由で、
13日の金曜日、つまり、生まれて三日後にして、抜歯を経験。
そこの乳歯は、もうはえてこないらしい。

知らないおばちゃんが撮ってくれるというので、抜歯記念にパチリ。



オマケ・1
出産前の妻。
お腹が大きいときの写真は、コレ一枚しかない。

カーディガンは、私が気に入って小倉で買ったものであるが、
予想通り、妻に取られた。



オマケ・2
仕事の書類をぼろぼろに噛み千切るという悪さをしでかしたので、
パイプハンガーにてオシオキ中の“びー助・チワワ・4.5kg・オス”。


本HP編集担当、小野団員でした。
以上、ほな さいなら。





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