平野醤油 4代目 小野正治が送る うどん屋巡礼記 「松江麺通だんだん」
野津団長と愉快な仲間達のうどん屋巡礼記



手打ち生パスタに挑戦! 見事に大失敗 2002/9/14
うどんと同じじゃ、打ってみよう!…し、しまった。オリーブオイルの分量を間違えた。
2倍も入れてしまったよー (→。←)

 From:    ギャルB、通称メナ
 To:      noriko@syouyu-ya.com
 Date:    Thu, 29 Aug 2002 01:00:53
 Subject: 本日ダイナマイト大盛り上がり!
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こんばんわ……………………………省略………………………………………
それと、この前妹が平野醤油さんのHPで買い物したって云ってたよ。
岡山の古市というものです。ホームページ見たって。また書き込みするってさ。
実は、岡山で、ヴェッキオメルカートというイタ飯屋をやってます。
ホームページもあるから、よかったらまた覗いて見て下さい。
http://www1.odn.ne.jp/vecchio.mercato/index.html
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そう、あれは忘れもしない。8月30日、AM9:30
以上のメールを妻に見せられた。
7/20の「必殺・野打ちうどん」。その時に一緒にキャンプをした、ギャルBこと通称メナからであった。

小野妻「ちょっとー。マイカーも新しくなったし、ドライブがてらに行ってみよ−よー。
      岡山も昔みたいに遠くないし。今度いってみよー」

当然、松江と岡山の距離が縮まった訳ではない。
松江からも高速道路がつながったので、以前よりもだいぶ早く岡山に到着するということである。
云われなくたって分かるって−? そりゃ、そうだ。

小野
「へー、そうなんだ。今度いってみるかー。でも、イタ飯屋に行って、酒飲まん訳にもいかんしなァ。どっかで一泊するか」

1週間後。突然、ギャルBこと通称メナ&3人組が醤油屋に来店。
何と、メールに書かれていた、ギャルBこと通称メナ妹夫婦&BABY。
ヴェッキオメルカートについて色々と調査。
ふんふん。ヴェッキオ:古い、メルカート:市場ということらしい。
つまり、古市さんがやってるお店だからヴェッキオメルカートということ。
なーるほど・ザ・ワールド!
それからそれから? ふんふん。イタ飯の居酒屋だって。価格もお手頃だとさ。

ということで更に1週間後の朝。岡山に到着。
ロフトやクレドでお買い物。
それから、嫌がる妻を無理やり連れて吉本興業の何とか劇場へ。
アホの坂田を見る。
日も暮れてきたので、カーナビを頼りに、いよいよヴェッキオメルカートへと向かう。。

へーえ、雰囲気のいい店だなぁ。席数は50席位かな? 
オイオイ、ほとんど全員がギャルだぞ。それも若い。
どうやら我々夫婦が一番年上のよう。気にせず食うか。
前菜・?ピザ・白身魚のカルパッチョ・牛タンの煮込み…次々と注文。

小野妻「とりあえずコン位にして、後でパスタを頼もうネ! もぐもぐむしゃむしゃ」
1時間後。
小野「ちょっとー。結構ビールも飲んだし、さすがにパスタまでは食えんで」
小野妻「えー、なんでー。後で頼むことになっちょたがねー (`´)
小野「あー、いいよいいよ。お前、頼めばいいヤン。注文しないや。でも、一人できれいに残さず食えよ」
小野妻「モーオ (`_´メ) 一人で食べれるわけないヤンね。じゃー、その代わりに今度、生パスタ打ってみてよ。うどんばっかじゃ飽きがくるけん。パスタも打ってみて」

こんなに注文しといてなんだが、現在、プチダイエット中の私。
というのも、スポーツクラブもしばらくオサボリ中→史上最高体重一歩手前。
そのため、麺類=炭水化物の塊=太る の方程式が成立しないよう、若干控え気味の今日この頃なのである。
「うどんを打つのも控えちょーちゅーのに、なんでパスタが打てるかい (-.-")凸」
と心の中ではアッカンベーをしつつも、

小野「ふんふん、分かった分かった。そのうち、打っちゃるわい。うどんみたいなもんやろ、多分」
(古市ちゃんデザートのサービス、サンチュウ!)

一週間後。
小野妻「ハイ。パスタの材料買ってきたけんね。明日打ってよ!」

オイオイまじかよマジなのかい? こっちはそんな話は忘れちょったゾ。

小野「でも、分量とかが分からんと、さすがに打つもんも打てんでー。また今度にしようや」
小野妻「ハイ、コレ。ホームぺージでパスタの打ち方をプリントアウトしちょいたけん」

仕方がない。カンネンじゃ。打ってやろう。
プリントアウトしたマニュアルを見ると、
    
手打ちパスタ 材料二人分
デュラム セモリナ粉 200g
玉子(M玉) 2
オリーブオイル 小さじ2
1つまみ

となっている。
小野「二人分だと−? シャラクセーイ。たったそんだけのもんがワザワザ作れるかい。」

ウチの奥さんがスーパーで買ってきたデュラム セモリナ粉は500g入り。
全部使って作ってしまおう。
てな具合で、分量を全て×2.5倍。
分量から先のマニュアルは良く見ずに、パスタ打ちのスタート。

うどんを打つ時にボウルの代わりに使っている、吉村さんという先輩からもらったボール状の鍋。
これに、デュラムセモリナ粉を500g入れる。
次いで玉子(M玉)を5個。ミックス。オリーブオイルと塩を加えて、再びミックス。
あらかじめ粉をふるいにかけた方がいいらしいが、面倒くさいので省略。
ミックスしたものをボウル状の鍋から取り出し、台の上で練る。

小野「んーん? エレー柔らかいなぁ。
    うどんの場合はもっと全然硬いけど、パスタの場合はこんなもんなんかなぁ?
    まぁ、いいか。とりあえずこのままやってみーか」

しばらく練ってから団子にして、ラップをかける。冷蔵庫でしばらくお休み (-.-)Zzz。。。。。
それでも何となく気になって、今度はマニュアルをよく見る。

小野「な・なんじゃコリャーーーー。ち・違っとるやないけー」 

世の男性陣のみなさん。小さじって何ccかご存知です?
普段料理をしない私。てっきり、小さじって10ccだと思い込んでおりやした。
小さじで5杯計るのが面倒なので、軽量カップで50cc計ってしまっていたのです。
つまり、適正分量×2倍のオリーブオイルが入っているということ。
どうりで柔らかいはずなのです。

「初めてパスタを打つんだから、マニュアル通りのやり方でやってみればよかった」
と、後悔しつつも、気を取り直し、冷蔵庫からお休み中の団子を取り出す。

小野「さぁ。延ばして切るか」

マニュアルには「まず団子を3等分にする」って書いてある。
ってことは材料の分量が2.5倍だから……7.5等分?

小野「7.5等分だと−? シャラクセーイ。そんな面倒くさいことができるかい。
    うどんの場合は今回の分量の2倍。それでも、そのまま分けずに延ばしてしまうっちゅーのに、
    7.5等分なんかにはしとられんっつーの (`_´メ) 」

テーブルをキレイキレイして打ち粉。麺棒を使って薄く伸ばす。当然、分けずにそのまま。

小野「グルグリッ。グルグリッ。オーー。延びよる延びよる。半端じゃなく柔らかいぞ。
    さすがに適正分量の2倍のオリーブオイルが入っているだけのことはある。
    「必殺・野打ちうどん」…何だそりゃ 2002/7/20
    の時も凄い延びたけど、そん時の比じゃない。まぁ、仕方がない。
    ところでパスタの場合、ドンぐらいの薄さまで延ばししたらいいんだ?」
小野妻「向こうが透けて見えるぐらいまで薄く延ばすって書いちょーよ」
小野「ふーん。さすがにうどんとは違うわな。グルグリッ。グルグリッ。アッ・アレッ?
    延ばした生地がだんだん大きくなってきて、テーブルに収まりきれんくなってきたぞ。
    棒の長さも足りんくなってきた。でも、まだ向こうが透けて見えんしーー。
    何だ。そっか、そういうことやったんか」

マニュアルにある「まず団子を3等分にする」というのはそういうことなんか。
うどんとは違って、パスタはカナリ薄くまで延ばさなっくちゃーイケン。
ということは、それだけ延ばした円が大きくなるのである。
こんままじゃーこれ以上延ばせんケン、仮に今の厚さのままで麺状にカットしたとしても、
どえらく長い麺になってしまう。
「初めてパスタを打つんだから、マニュアル通りの延ばし方でやってみればよかった」
と、後悔しつつも、気を取り直し、この状態から何とか7.5等分にトライする私。
もちろん、分けたものそれぞれがイビツな形になってしまったのはいうまでもない。

何とか延ばし終わったので、生地に多めに打ち粉をして三つ折りにし、包丁で好みの幅にカット。
何々? マニュアルによると


tagliolini タリオリーニ 2-3mm
tagliatelle
(fettuccine)
タリアテッレ
(フェットゥチーネ)
4-8mm
pappardelle パッパルデッレ 2cm

だとさ。こんなヤオイ生地でタリオリーニなんかにカットできるわけがない。
じゃー、タリアテッレとパッパルデッレの間(何ていうの?)でいこう。

30分ほど乾燥させて麺を茹でる。約4分。その際、お湯の中に塩とオリーブオイルを少し入れる。

ここから先は小野妻の担当。タッチ交代。
ペスカトーレの完成。
麺の状態は…敢えてコメントは差し控えさせていただきます。
「食えないことはなかった」、ということだけはお知らせしておきます。

数日後、松江市内で手打ちパスタを食べさせてくれるイタ飯屋を発見。
早速突入。
リベンジ魂が着火。

お・ま・け
玉子と一緒に色々な野菜ペーストを加えると、
色々な麺ができるとのこと。
その際、水分量は玉子で調整、だとさ。

以上。ほなさいなら。
本HP編集担当:小野 でした。





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