平野醤油 4代目 小野正治が送る うどん屋巡礼記 「松江麺通だんだん」
野津団長と愉快な仲間達のうどん屋巡礼記



驚愕・流しうどん 再びの再び 2002/6/23
流しうどん…何だそりゃ? 再びの再び

■「驚愕・流しうどん 再びの再び」案内メール・・・・・・From 野津団長

送信者: 小野団員
日時:2002年5月30日 17:48
宛先:松江麺通だんだん団員のみなちゃま
件名:団長の饂飩工房が完成しました

団長の饂飩工房が完成しました。タコ部屋からの大変身です。
ご披露を兼ね、そのうち、何か企画を考えたいと思います。
さて、私、新進気鋭の陶芸家に弟子入りしました。
25歳のピチピチギャル、もとい、ピチピチボーイ(親戚)です。
明日、土練りから開始いたします。何と菊練りだそうです。
2週間後にうどん鉢が完成する予定です。

追伸
先日、福田団員が醤油屋に突然こられました。
「次の讃岐巡礼はいつ? 声かけてね!」とのことでした。


送信者: 小野団員
日時:2002年6月11日 19:36
宛先:松江麺通だんだん団員のみなちゃま
件名:みなさんこんにちは
みなさんこんにちは。
「私、新進気鋭の陶芸家に弟子入り」は前回お伝えしました。
1.土練り…菊練り
2.整形…うどん鉢を造るつもりでしたが、
      初心者、ということでお茶碗になってしまいました。
3.素焼き…が終了しましたので、明後日、
4.絵付け…をして参ります。
超ヒサビサですがHPも近日更新予定です。
さて、私、今夏の醤油屋のチラシ(麺つゆ用)として、
釜玉うどんに絡めたものを製作してみようと思っております。
つきましては野津団長!
写真撮影用に、うどんを打って下さいませ。
できれば「てっちゃん」並みの太麺で…
来週あたりお願い致します。
以上、ほなさいなら


送信者: 野津団長
日時:2002年6月17日13:24
宛先:松江麺通だんだん団員
件名:もう一つの納涼例会

私、この度、うどんの弟子を取ることになりました。
順番は逆ですが、ついでに饂飩の流派も作ります。
(讃岐饂飩宮武系楽山流)ってとこでしょうか。
これからは、家元・・・とか、師匠・・・とか、宗家とかで呼んでください。
中国人の弟子は上達が早く、すでに免許皆伝状態です
ちょうどいい機会ですので真打披露を兼ねて饂飩会をしようと思います。
皆さんふるってご参加ください。 なお、今回は団員以外の参加もOKです。
      日時6月23日(日)  18:30〜
     熊井の滝そうめん流しにて
     会費 1000円くらい


送信者: 小野団員
日時:2002年6月19日 19:36
宛先:松江麺通だんだん団員のみなちゃま
件名:Re: [m-udonn] もう一つの納涼例会
小野家二名参加です。
先日の「新進気鋭の陶芸家に弟子入り」の結果、うどん鉢もどきが焼き上がりました。
当日ご披露いたします。
と云っても、時間・技術の都合上、三つしかできませんでした。


■まずは、うどん打ちからスタート・・・・・野津団長・家元・師匠・宗家に弟子入り

私、小野団員、
「いつも野津団長にバカリうどんを打ってもらうっつーのも、なんだなー」
という気持ちと
「ヤッパリ自分で打ったうどんを食ってみたい」
という二つの気持ちから野津団長、自称、野津団長・家元・師匠・宗家に弟子入りを決意。
日頃はヒトマワリ以上年上の先輩にタメ口をきいているも、この時ばかりは下手に出て懇願。
めでたく弟子入りを許可される。
「驚愕・流しうどん 再びの再び」開催当日の朝、
タコ部屋(たこ焼き部屋)から大変身を果たした団長の饂飩工房にて、稽古をつけてもらうことになる。



場所は団長ご自慢の饂飩工房。
自称、野津団長・家元・師匠・宗家秘伝のため(入力するのが面倒くさいため?)
ここでは、打ち方の詳細については割愛。
よって超簡単に説明すると
1.うどん粉と塩水を混ぜ大きな団子を作り寝かせる
2.足で踏み、再び寝かせる
3.丸棒で延ばし包丁でカット    テナ具合です。

稽古が始まる前に「これが見本ヤ」と、すでに1の団子にしたものを取り出す、
自称、野津団長・家元・師匠・宗家。
「それからこれがワシの一番弟子、中国人・何(ホウ)さんのヤツ」
なるほど、そういう風にやるのかと、まずは団子を作りはじめる私。
程なく団子が完成。
寝かせに入ろうと、自称、野津団長・家元・師匠・宗家製の団子の隣に、何の疑問も感じずマイ団子をスッと置く。
すると、置いてから0.5秒経つか経たないうちに、
「イケンイケン、どっちがどっちのか分からんくなるヤロー。イケンイケン。 一緒にしちゃーダメダーメッ(怒)」
と強い口調でおっしゃる自称、野津団長・家元・師匠・宗家。
その後も私、小野団員製のうどんを完全に隔離、というVIP待遇を続ける、
弟子への愛情たっぷりな自称、野津団長・家元・師匠・宗家であった。

2が終わり3のカット。
これが結構難しい。普段包丁を持つことのない私にとって、エッジを潰さず、かつ均等には、うまく切れない。
それでも個人的には太くて巾の広い麺が好きなため気持ち幅広くカット。
野津団長「お前、いくらなんでも太過ぎるヤロー。食えんで、これはー。
       今日、流しうどんに、これ持っていくつもりかー?家にもって帰って食ったらー?」
と、今度は天使のような一言。
「ぼ・く・は、太いのが 好・き・な・ん・で・すー」
と、茹でたら更に膨らむことも頭に入れず、意地になって更に太くカットし、
後で泣きを見ることになる、私、小野団員であった。


場所を恒例の野津団長姉夫妻経営、
「熊井の滝そうめん流し」に移す。
ここのそうめん流しは6月〜9月までの期間限定。
遊びきてね。
約束の時刻少し前に到着。
オヤオヤ、本日もこの会は集まり具合がいいぞ。
全員共通で所属する某青年団体の委員会では
相変わらず時間通りに集合できないのに。
こういうものだ。


今回も第3ラウンドまで用意。
うどんは製麺所からは仕入れずに、全て団員製で勝負
●第1ラウンド 中国人・何(ホウ)製うどん…釜玉うどん
●第2ラウンド 小野団員製うどん…流しうどん
●第3ラウンド 野津団長製うどん…流しうどん

早速、大鍋にたっぷりの熱湯で
うどんを茹で始めるとともに、第1ラウンドのゴング。
中国人・何(ホウ)さん製うどんで釜玉うどん。
茹でること、約15分。
野津団長が茹で過ぎないようしっかり監視。


このHPをご覧になったことのある方は
みなさんご存知のように?、
“釜玉うどん”とは、釜揚げ玉子とじうどんのこと。
鍋から上げたうどんを水で締めず、
アツアツのまま生玉子に絡ませ、つゆをかける。
麺が延びないうちに超特急で食するのである。

器に玉子をとじ、麺が茹で上がるのを
Vサインで待つ中国人・何(ホウ)さん母娘。
ねぎ、テンカスはお好みで加えてね。

引き続き麺の監視は野津団長。


早く食べたいなぁ。
なんでもベスト5パパを筆頭とする、
吉川ファミリー4人衆。
現在、ワールドカップのことで頭が一杯。
準決勝はスタジアムへ見に行くらしい。


ウチラも早く食べたいなぁ、の亀山一家。
野津団長のお姉さんにもらった
ラムネを飲んで待っていよう。
ところで、バンバン・ハルチャン、
ウルトラマン・コスモスってどこに行ってしまったの?
オシトヤカそうに見えても奥さんは元バイカー。
アウトドア系です。


初参加の園山父娘。
何故かチョットお疲れ気味のお父さんが一人でVサイン。
新製品開発真近。
そのや本舗(和洋菓子)をよろしくね!


おまたせしました、できあがり。
「ズルズルズル。ずるずる。ズルズル。うーん、最高!
 茹で上がったばかりの麺の熱で
 生玉子が半熟状態になり絡まる。
 まさしくカルボナーラうどん。
 何ともいえず心地よい。」
ツヤ・腰・エッジ大合格!
中国人・周さん、短期間での免許皆伝状態も納得納得。
さすが中国四千年の歴史は侮れない。

本日、ダイエットはお休みの亀ちゃんこと
工務店の亀山セイちゃん。
八雲村にモデルハウス(別荘)建てました。
お一ついかが?


釜玉うどんにムサボリツク井戸副団長。
髪型のせいか?写真ウツリは、
いつも表情が微妙に怖い。
そろそろ散髪に行きましょう。


中国人・何(ホウ)さん&夫・娘。
とっても物静かなお父さん、孔(こう)さんでした。
お父さんは、私、小野団員出身の大学・学部に
現在所属していることが判明。
だからどうという訳でもないが…


どこを見つめる吉川団員。
ヤッパリ蕎麦の方が好き?
それとも心は既にワールドカップ準決勝?
早く食べてしまわないと麺が延びてしまいますよ。

ビールはアサヒさんからの差し入れ。
ご披露させていただきます。
次回はキリンさんに、
「よろしくお願い致します。」


第2ラウンド…流しうどんの準備スタート。
大根スリスリ。
山芋スリスリ。
佐々木団員(25才・彼女募集中)が
買ってきた天ぷらセットも合わせ、
トッピング部隊の集合だ。





第2ラウンドは私、小野団員製うどん。
野津団長に「お前、いくらなんでも太過ぎるヤロー。食えんで、これはー。
         今日、流しうどんに、これ持っていくつもりかー?
         家に持って帰って食ったらー?」
という、極寒のシベリアで一人取り残されたシチュエーションでも心が温まってくる様な、
ありがたい御言葉を頂戴した極太うどんの登場です。
箱の蓋を開け極太うどんを大鍋に入れようとしたその瞬間、
井戸副団長「な・なに・これー。むちゃくちゃ太いやんけ、これ。うっそー、まじー。
         きし麺以上やん。あーはーはははは。」
亀山オブザーバーからも更に厳しい御言葉。
開き直って「ぼ・く・は、太いのが 好・き・な・ん・で・すー。
        意・図・が・あ・っ・て 太く・し・て・あ・る・ん・で・すー」
と、口では強がり、みんなに訴える。
そう、あれは忘れもしない5年前の出来事。
醤油の配達中、トラックの荷台から20本以上の一升瓶(当然醤油入り)を国道に落とし、ガシャーン。
→そこら辺り中に醤油をぶちまけ寂しく掃除をしたことがあった。
本当は、私、小野団員の心は今、その際と同じくらい傷付いているのであった。
そんな時、あるセンテンスが頭をよぎる。
おまえ等には、思いやりっちゅうモンがないんかい?
そう、これも忘れはしない。確か、ちょうど一年前(THE 虎舞龍「ロード」のメロディ)、
 2001/6/3 野津団長、自らうどんを打つ(詳細はクリックしてね!)
のできごとであった。野津団長が、うどん屋に食べに行くだけでは飽き足らず、
自分でうどん打ち始めた頃、団員達に『手打ちうどんご披露会』をしたときのことであった。
その結果が、
  『何か、太さがまちまちだね〜』  
   『微妙に硬いで〜』 
   『ひっついちょるがー』
   『うどんというより…』
   『うわっ』  
   『うまいとは思うよ…』
      最後の総評では【要、修行】のお言葉まで…。
団員達に、このような愛情深い御言葉を次々と掛けられた時、野津団長が思わず発した言葉が、
おまえ等には、思いやりっちゅうモンがないんかい?
であったのだ。
今日のこの日を向かえ、ようやくあの時の野津団長の傷心が痛い程理解できる、私、小野団員である。
それでも、唯一、中国人・周さん母のみは、
「凄いですねー。自分で打ったのですカ? 初めてにしては凄い上手ですよーー」
という涙が出てくるような気遣いを見せてくれるのであった。
さすが中国4000年の奥深さ。

思い直して、15分では無理だろうと思いつつも、タイマーを15分にセットし、熱湯の中へ麺をドボーン。
15分経過…まだまだ火が麺の中まで通っていない。
18分経過…
おまえ等には、思いやりっちゅうモンがないんかい?
と、再び感じずに入られない程の愛情に満ち満ちたありがたい御言葉を、再び複数人から頂戴する。
そうこうしている内に茹で上がったようだ。
所要時間、何と23分。
ヤッパリ太すぎたようだ。


まさか流れるわけは無いだろうと思いつつも、
希望に胸膨らませ勢い良くうどんをドボン。
ヤッパリ流れない。
流水量をMAXに。
それでもヤッパリ流れない。
しまいにはオコチャマたちが箸でうどんを
グルグル回転させはじめた。
おおー、流れてる流れてる。
子供達も喜んでいるぞ。
これこそ世界初、「手動回転式・流しうどん」完成だ。



園山娘「何でこんなに長いのー? あはははは」
園山父「オ、オマエ、何やっとんジャー。サッサと食えー」
こんな会話をしていたのかどうかは定かではない。



ここで原田“こめ吉”御一家登場!
「小野チンが打ったン? 凄いねー。
 結構美味しいヤン!」
と云って食べて下さいました。
思いやりっちゅうもんが感じられました。



これが25歳のピチピチギャル、もとい、
ピチピチボーイ(親戚)の
新進気鋭陶芸家に弟子入り→製作第一号の、
「松江麺通だんだん・うどん蜂もどき」です。
右が小野夫作。
左が小野妻作。
「大きさの違いが夫婦内での力関係を示している。」
との、これまたありがたいお言葉を井戸副団長より
頂戴いたしましたことをご報告いたします。



私は山芋をかけて食べてみました。
山芋が絡まった極太の麺がズシリと舌、喉にくる。
しかし、長時間に渡り茹でたため、
麺のエッジは効いていない。
何だ、それでも結構美味しいじゃないか。
ウンウン、初めてにしては上出来、上出来、自画自賛。



自分で打ったうどん、
自分で作ったうどん鉢もどき、
自分の醤油屋製のつゆ、を眺めて勝手にご満悦。



みなさんにナンジャーカンジャー云われながらも
あっという間に無くなってしまった小野製うどん。
この光景を見ると正直嬉しい。
モノ造りってやっぱり愉しいな!
と感じているところに、
「茹で時間が長過ぎてみんなが待ちくたびれたせいだ。」
と、これまた非常にありがたいお言葉を
かけて下さる井戸副団長。
その横でオコチャマたちが何故か大騒ぎ。
うどんが無くなったと思いきや、
極太麺の中でも超極太なヤツが
2本底に残っているようだ。
ヨクヨク、オコチャマたちの会話を聞いてみる。
何と、「最後に、この超極太麺を食べてしまった人は、
     みんなの前で歌を歌わなければならない」
なんてルールを勝手に作っているらしい。
オイオイ、人の打った麺で勝手に×ゲームを
やるんじゃない。
親呼んで来い、親を。
あっ、いや、親も一緒に来てたんだ。



最終ラウンドはオオトリ、野津団長製うどんが
満を持して登場。
第2ラウンドに引き続き、流しうどん。
別テーブルにはトッピングをセット。
天ぷら関係の買出しは佐々木団員にお任せ。
各自、お好みに合わせてチョイス。
改めて、いっただきまーす。
佐々木団員「…う、うまい。うまいです、団長!」
さすがは我らが「松江麺通だんだん」団長。
2001/6/3 野津団長、自らうどんを打つ
等、幾多の修羅場を潜り抜け、
酸いも甘いも知り尽くした男は違う。
私、小野団員とは年季が違う、違う。
体重も違う違う。年齢も違い違う。
「どうだ、小野団員とは一味も二味も違うぞ」
と、そのお顔に120ポイントの大きな字&太字
&斜体&反点文字&アンダーバーで書いてある。



最終ラウンドは野津団長姉夫妻も参加。
いつも場所を貸して下さり、ありがとうございます。
またよろしくお願い致しまーす。



無事に?最終ラウウンドも終了→全員集合。ごちそうさまでした。
何の記念かは分からないが、とりあえず記念にハイ・チーズ。
by 野津団長



決まり事のように、野津団長と小野団員妻が交代。
再びハイ・チーズ!多数のご参加ありがとうございました。


以上。ほなさいなら。
若干の脚色、ご容赦ください。
本HP編集担当:小野団員 でした。
みなさん、そろそろ橋を渡りましょうか、






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